ありがたいことに私の周りには私に刺激をくれる人がいて、その中に流石だなと思う文章を書く人がいる。

 

その人に感化されて、文章を書いてみようと何度も書いては消してを繰り返していたけれど、誰に宛てた文章でもないのだから好きなようにすればいいと気づき、思うように書いてみようと思う。

 

 

基本的に他人に上手に頼るということは苦手なのだが、この前軽くSOSを求めた時に、

 

大丈夫?

 

と聞かれた。

当然のように私は、

 

大丈夫だよ。

 

と答えて、その時思った。

 

基本的に 大丈夫? と聞かれる時は大丈夫ではない。大丈夫だったらSOSを求めたりはしない。

 

そもそも 大丈夫 とは何なんだろう。 

 

本来の意味としては、「強くてしっかりしている・あぶなげがなく安心できるさま」 である。

 

大丈夫?と聞かれるような状況では大抵この意味には当てはまらないであろう。

 

その大丈夫ではない状況を無視して、大丈夫と答えている時点で、無理をしているということになるだろう。嘘をついているということになる。

 

それなのに大丈夫と言ってしまうのは、今自分が無理をしてまで守りたい何かがあるからだと気づいた。

 

守りたいという言葉を選んだが、何か大層なものではなくても、相手への印象とかプライドとかその程度のものだ。

 

あなたに嫌われることよりは 大丈夫

弱い人間と思われることよりは 大丈夫

 

そういう意味では今回のケースの 大丈夫 は本心だ。

 

自分の状態よりも、他者から見た自分を意識しすぎている。自分の短所の1つである。

もう少し他人に上手に甘えることができる人間になりたい。

 

甘え上手な人は、自分を大切にできる力が優れていると思っている。

甘え上手な人は最適な言葉選びですんなり助けを求めることができるのだろう。

 

生きていく中で適度に自分を優先し、大切にできる人間になりたいと思った。